数検準一級を受けました。

目標:数検準一級について学んだことをまとめる


先日、数検の準一級を受験したので、
振り返りとしていろいろ書きます。

これから受験される方にも参考になればうれしいです。






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成績と試験について


結果はこんな感じでした。
貼り付け用.PNG

結果は満点合格となっていますが、
余裕というわけではなかったです。

1次に関しては、
 答えのみの解答形式で
 部分点は(おそらく)なしという点

  (ケアレスミスが不合格に直結…)

2次に関しては、
 記述の解答の粒度が
 どの程度必要なのかという点

  (実際、成績表が返ってくるまで不安でした…)

で気を遣う必要がありました。



上記2点について、私の感じたことは

 ・1次は同じような問題が出されているので
  初見問題が出ることはほとんどない。
  なので準備の段階では
  「一発で合わせる力」
  よりも
  「自分の答えの確認の方法」を充実させるべき。

 ・2次は模範解答の行間を少し補う程度
  記述を意識して準備するべき。
  (模範解答は粒度が粗いと感じました。)
  私がそうでないと安心できなかったという意味合いが強いですが。



当日の1次試験は解いた後の確認を
2周はすることができたので
そこまでできたら安心だと思います。
部分点がないので
ケアレスミスが怖いですしね。

2次の問題は予想問題よりも素直な
問題が多いのかなぁ?と感じました。
また記述不足が不安だった箇所がいくつか
ありましたが、そこまでの粒度は
求められていない
のだと思います。



雑な分析


上に成績表を載せていますが、それについて
私なりに読み取ったことをまとめておくと…

 ・1次は「積分」と「極限」で正答率が
  下がっており、高校数学の難しいと
  される単元がそのまま正答率に
  反映されている印象。
  逆に言えば、その他の単元で
  予想外に難しいと感じることはなさそう

 ・ただ「積分」も「極限」も、
  ぶっとんだ解法が必要になる
  ことはないので、準備の段階で
  解法のパターンを把握することが必要。

 ・2次は
  大問6の正答率が異常に低い。
  ただ問題自体は
  2次試験の中では簡単なほう。
  問題の内容は二項分布であるが、
  この正答率は問題の内容ではなく、
  単元によるものだと思う。
  というのも、高校生を見ていると、
  この単元の理解が他に比べて
  異常に浅く、話を聞く限りでは
  学校の授業でこの単元の扱いが
  軽すぎるように思う。 
  そういう意味では指導内容の変遷に
   学校もついていくのが大変なのだろうと思う。


 ・これはセンター試験(来年どうなるのか…)
  にも言えることだが、
  敬遠している人が多いわりに、
  統計の問題は割とハードルが低く、
  むしろねらい目だと思う。
  2019/12/20追記:センター試験は萩生田さんが英断しましたね。

 ・今回の第5問は
  合格者はほぼ正解できており、
  ラッキーな回だった。
  問題自体はおもしろかったと思う。
  (模範解答がたった4行でした。笑)

 ・得点分布をみると1次は
  満点の人の割合が高く、
  2次が真の敵のように見えるが、
  ミスが許されないという
  プレッシャーは1次のほうが強く感じた。
  
 ・2次の問題の選択状況をみると、
  第1問が圧倒的に多く
  正答率も低くはないが、
  自分が取り組んだ問題の中では
  一番時間がかかり、苦労したので
  単純に第1問が簡単というわけでは
  (個人的には)なかった。

 ・会場には年配の方もおられた。
  受験者の分布を見てもある程度おられる。
  あえて何かに挑戦する姿は素敵だし、
  自分も大いに見習いたい。
  



準備で使った本


自分が準備の段階で使った本を紹介します。
本自体は王道のものなので、
私が感じたことなどもあわせて記載するので
参考になれば幸いです。

☆過去問題集

実用数学技能検定過去問題集準1級 数学検定 〔2017〕

価格:1,320円
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感想(0件)



過去問が4回分載っています。
表紙や解答用紙まで本番と
同じものが確認できます。

過去問ですので、演習の教材としての
期待しかしていなかったのですが、
解説がしっかりしており
非常にわかりやすいです。

解説に加えて、基本事項の
プチまとめもあるので
間違えたときにどの理解が
不足しているかが
把握しやすいかと思います。




☆完全解説問題集

実用数学技能検定準1級「完全解説問題集」発見第2版 数学検定 [ 日本数学検定協会 ]

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過去問?が全8回分収録されています。
こちらも解説がしっかりしてます。
私の場合はとにかく2次の初見問題を
練習したかったので、実際の問題を
多く経験するために実践問題集を
2冊使いました。




☆要点整理

実用数学技能検定要点整理数学検定準1級 / 日本数学検定協会 【本】

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感想(0件)



私は高校の数学の教科書が手元にあったので
そちらで代用しましたが、問題を解くことに
フォーカスを当てている分、こちらの方が
対策に向いていると思いました。

この本をつかうとしたら、
これをメインに据えるというより
問題を解きながら、困ったときにこちらに帰る
というのがいい使い方だと思います。




感想


初めて数学検定を受けてみましたが、
会場には子供からダンディなオジサマまで
いろんな方がいらっしゃり、その光景が
自己研鑽へ向けての刺激にもなりました。

そういう意味では
「1級に挑戦するのも悪くはないかなぁ」
とは思うのですが、如何せん
「問題を時間内に解けるように
 線形代数や複素解析を復習するのは腰が引けるなぁ」
と感じているので、しばらくはなしかなぁ…

本番前の準備のときにネットで合格した方の記事を
いろいろ見たのですが、
「普通に勉強すれば余裕でしたー」
というマウント取りかのような体験談が多く
(被害妄想でそう見えただけですが)
その記事を見た後で演習問題を間違えたりすると
「普通に勉強すれば余裕なのに。笑」
と見えない敵に笑われているようで焦ったりもしました。

結果こそ満点でしたが、もう一回満点を取れと
言われたらもっと勉強しないといけないと
感じています。

問題の内容については、
基本を忠実に積み上げていくような問題が
ほとんどで、受験問題でたまに見るような
ガチャガチャ問題はほとんどないように
思います。
時間的にびっくり解法が必要なことも
ほとんどないと思うので、行き詰ったときには
「基本に帰る」ことを意識していたように思います。



雑多な感じでだらだら書きましたが、以上まとめます。


・準1級で高校数学のやり直しができた。


参考になさってくれた方がいらっしゃればうれしいです。
何かございましたら、コメントいただけると幸いです。


関連:1級を受けることになれば…

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